ホテルのフロントスタッフが私を起こしに来ました。
時刻は午前8時56分です。
どうやらホテルのフロントスタッフは、私から「翌朝7時に起こしてほしい」と頼まれていたことを忘れていたようでした。
私は急いで身支度を整えて、朝食会場がある1階へ下りました。
朝食はビュッフェスタイルで、チョコクロワッサン、ホブズ、ハルシャ、スポンジケーキ、ミニトマト、薄切り玉ねぎ、ブラックオリーブ、バター、ピーナッツバター、マーマレード、ヨーグルト、チーズ、ミントティー、コーヒーがありました。
私は貧乏性なので、全ての料理を少しずつ食べました。
午前10時20分、「Lavoratoire d`analyses medicales Gueliz」で2度目のコロナ検査を受けました。
前回同様、当日に検査結果が判明する600DHの検査を選びました。
午後2時、検査センターで結果を受け取りました。
結果は陰性でした。
コロナの陰性証明書と厚生労働省所定の記入済みフォーマットを手に入れた私は、近くのお店で水とお菓子を9DHで購入し、電車でカサブランカへ向かいました。
午後5時30分、カサ・ヴォヤジャー駅に到着しました。
私はモロッコ旅行初日に宿泊した「Manzil Hotel」を探すため、市内を歩いて回りましたが、ホテルは見つかりませんでした。
仕方がないのでタクシーを捕まえて、「Manzil Hotel」へ向かいました。
ホテルは素泊まりで1泊300DH、朝食付きで1泊370DHでした。
私は素泊まりを選びました。
ホテルに荷物を置いた後は、外へ買い物に出かけました。
近くのお店でタコスとフライドポテトのセットを25DHで購入しました。
店内では国営放送のアザーン(礼拝の歌)が聞こえていました。
お店とスピーカーの距離が近いせいか、アザーンの音は店内で異常に大きく響いており、私は強烈な不快感に襲われました。
それから、帰り道に2DHで揚げたてのチュロスも購入しました。
ホテルで購入した料理を食べましたが、どれもとても美味しく、特にチュロスはモロッコ旅行で食べた料理の中でも1番気に入りました。
明日は帰国のフライトがあるため、カサブランカは観光せず、私はホテルのベッドで眠りにつきました。