午前1時40分、ホテルのベッドで目を覚ましました。
身支度を整え荷物をまとめた後、タクシーでマラケシュ駅に向かいます。
午前5時50分、マラケシュ駅でカサブランカ行きの電車に乗りました。
午前8時30分、カサ・ヴォヤジャー駅に到着すると、そのままムハンマド5世国際空港行きの電車に乗り換えました。
午前9時35分、ムハンマド5世国際空港に到着し、チェックインカウンターが開くまでの間は空港内にある椅子で仮眠をとりました。
午後0時、エミレーツ航空のチェックインカウンターが開いたため、列に並び順番が来るのを待ちました。
チェックインの順番が来たため出国書類とパスポートをカウンターで提示したのですが、グランドスタッフからコロナの陰性証明書に不備があることを指摘されました。
私は予めリアドマムーシュのパソコンでコロナの陰性証明書について調べていたため、グランドスタッフからの指摘を理解することができませんでした。
そこでチェックインカウンターの後ろにある総合案内所で電話を借り、在モロッコ日本国大使館へ電話を掛けることにしました。
電話は在モロッコ日本国大使館に繋がると、日本人女性が出て対応してくれました。
私は検査センターでコロナの陰性証明書を発行してもらったこと、チェックインカウンターで搭乗拒否されたことを伝えました。
すると在モロッコ日本国大使館の女性から、コロナの陰性証明書は所定のフォーマットへの記入が必須であることを教えてもらいました。
また、所定のフォーマットは厚生労働省のホームページから印刷する必要があることを教えてもらいました。
事態を把握した私は、再度エミレーツ航空のチェックインカウンターまで相談に行きました。
グランドスタッフにiPhoneを紛失していることを伝えたところ、空港内にあるエミレーツ航空のオフィスに行くよう指示されました。
私は道に迷いながらもエミレーツ航空のオフィスまでたどり着き、搭乗拒否されたことやiPhoneの紛失について相談しました。
グランドスタッフはとても親切に振替便の案内をしてくれて、厚生労働省のホームページから所定のフォーマットを印刷して渡してくれました。
私はコロナの陰性証明書を再発行してもらうため、ムハンマド5世国際空港からカサ・ポール駅まで電車で戻りました。
カサ・ポール駅でタクシーを拾い、カサブランカの検査センターへ向かいます。
カサブランカには3つの検査センターがありました。
「Laboratoire d`analyses medicales Biolam」では、コロナの陰性証明書はメールの配信しか行っていないと言われたため諦めました。
「Laboratoire international d`analyses biomedicales」では、休日のため諦めました。
そこで私は確実に陰性証明書を手に入れるため、「Centre de Biologie Medicale Glab」には行かず、カサ・ポール駅からマラケシュ駅まで電車で戻ることを決断しました。
午後22時14分、マラケシュ駅に到着し、タクシーで「Hotel Hassan」へ向かいました。
しかし「Hotel Hassan」は既に満室だったため、私は近くの「Hotel Ali」で宿泊することにしました。
「Hotel Ali」は朝食付き1泊250DHで、「Hotel Hassan」よりも広い個室へ案内されました。
私はホテルのフロントスタッフに、翌朝7時に起こしてくれるよう頼みました。
私はとても疲れていたため、フナ広場を観光することもなく眠りにつきました。