金縛り

 

皆さん、こんにちは。BabyRabbitです。

 

長崎の派遣先を辞めてから、ストレスのせいか何度か金縛りに遭っています。

 

実は私が上京する直前、5年程前にも、金縛りに遭うことがよくありました。

 

上京前、インターネット上には東京大震災や放射能汚染の噂が流れていましたが、都会への憧れが勝り地元を出ることを決断しました。

 

東京はきさらぎ駅と呼ばれていて、実際上京後にも不幸なことはたくさんありましたが、地元を出て後悔したことは一度もありません。

 

同じように、長崎の派遣先を辞めて後悔したことは一度もないのです。

 

最近物音が極端に大きく聞こえたり、幻聴が聞こえたりするのですが、長崎の職場・寮環境はそんな私にとって地獄のような環境でした。

 

例えば、座席の真横に置いてある機械が定期的に誤作動を起こす音、座席の前にある木製の従業員用通路を台車が通る音、調理場スタッフが廊下でステンレスの盆を落とす音、寮の家鳴りや玄関の開閉音、従業員食堂の料理を盛り付ける音、これらの音全てが苦痛でした。

 

長崎の元上司には仕事を辞めた理由を話したことはありません。

 

ただ、辞めた後に元上司から「自分の教え方が悪かったんですよね」と逆に謝罪されました。

 

もちろんそんなことは一切関係がありませんし、もしそうなら派遣元や他の上司に相談すれば解決できる話です。

 

しかし、私の悩みはどこの誰に相談したところで解決できるような悩みではありませんでした。

 

長崎では毎日頭痛薬を飲んで働いていましたが、頭の痛みは悪化する一方だったので、仕事を辞めて大阪に移動した後は心底安心できました。

 

そんな地獄のような職場環境に、長崎の元上司がいたのです。

 

別の記事に書いた通り、昼食後、私は彼の隣にいるだけで異常な興奮状態に襲われることがありました。

 

恋心ではなく、まるで薬物を使われているかのような感覚でした。

 

毎日頭が痛くて仕方がないのに、隣にいる上司には興奮してしまうので、頭がおかしくなってしまいそうでした。

 

長崎で働いていた時にも元上司に一度告白しているのですが、その時は職場恋愛は難しいからとお断りされています。

 

振られた翌日、私は職場で彼からわざとらしく指を触られました。

 

あまりに不自然な感じで指をちょんっと触られたので、「なんだこの人」と思って、つい笑ってしまいました。

 

その後も自分の手を私の机の上に置いてみたり、私が声を掛けるたびに芸人のピスタチオみたいに頭を後ろに反らしてから振り向いてみたり、自分の股間をちょんと触ってみたり、上目遣いでこちらを見たり、彼の不審な行動は続きました。

 

信じてもらえないとは思うのですが、175cmあるはずの元上司の身長が私より低い日もありました。

 

そういう訳で、派遣先を辞めた後はすぐに元上司のSNSをブロックしたのですが、辞めた後にも元上司の気配を感じることが度々あったので、その都度気味が悪いため連絡を取っていました。

 

最近はお互いにSNSをブロックし合っているのですが、体の不調はずっと続いています。

 

冒頭に述べた金縛りもそうですが、金縛りと同時に胸ぐらを掴まれて殴られるような感覚があったり、握られているかのように手がじんわりと暖かくなったり、寝ているとベッドが勝手に揺れたり、急にオーガズムを感じたりするのです。

 

中でも下半身の違和感を一番不快に感じています。

 

長崎の元上司は仕事がきついアピールが激しい男なのですが、今の私より休日は多いですし給料も良いはずです。

 

それでも彼は私が途中で仕事を辞めたことをずっと恨んでいるのです。

 

彼は私が長崎に戻ってくるのではないかと期待しているのかもしれませんが、私にとっては地獄のような環境だったので職場復帰はしたくありません。

 

長崎の元上司と関わったことによる体の不調のせいで、簿記の勉強ができない時や仕事を休んでしまう時もありました。

 

彼からは「例え日商1級に落ちても、絶対に自分のせいにはしないでくださいね」と念を押されましたが、私はなんとか試験に合格することができました。

 

勉強から逃れる言い訳として彼を使っている訳ではないのです。