第164回日商簿記1級受験

 

皆さん、こんにちは。BabyRabbitです。

 

昨日第164回日商簿記検定1級を受験して参りましたので、感想を書こうと思います。

 

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前回のブログに記載した通り、今年の4月に投資詐欺に遭い全財産を失ってしまったため大阪で受験しました。

 

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今回盲点だったのが、試験会場によっては時計が用意されていないということでした。

私は音が鳴る時計しか持っていなかったため、時計を持参せずに受験し後悔しました。

時間配分をミスりやすくなるので必ず時計は持参することをお勧めいたします。

 

商業簿記

ソフトウェアの受注制作が難問だったと思います。

X社のソフトウェアのみ当期中に完成していて試算表上に売上と売上原価が計上されている状態でしたが、契約資産は計上がないため売掛金に振替済みだということがわかります。しかし試験中はそこを見落としてしまい、貸倒引当金の繰入額を間違えました。

また受注損失引当金の計算では見込み損失額に当期の損失を足してしまい5580円とし、関連する売上原価や法人税等調整額の計算も間違えました。

 

会計学

第1問の正誤問題は全問正解でしたが、第2問の在外子会社の連結問題で苦戦しました。

その他有価証券評価差額金のみ税効果適用の指示がありましたが、タイムテーブル作成時にそれを忘れてしまい、関連する科目は全て間違えました。

また商業簿記を解くのに1時間程度掛かってしまったため、会計学は時間が足りず、20×2年度の為替換算調整勘定と親会社株主に係る包括利益は解答さえできずに終わりました。

 

【工業簿記】

第1問の1以外は正解でした。

 

原価計算

第1問では①③④⑤を選択し間違えました。

第2問の問2は営業外費用と特別損失で悩みましたが、特別損失を選び間違えました。

 

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資格の学校TACが公開している解答速報で自己採点した結果は、商業18点+会計16点+工業24点+原価15点=73点でした。

傾斜配点でどうなるかまだ分かりませんが、合格できる可能性が高い点数だと思います。

 

このまま簿記論財務諸表論へと勉強の範囲を広げていきたいと思っています。

しかし、投資詐欺で貯金のみならずクレジットカードのキャッシング枠まで使い切ってしまったため、勉強時間を十分に確保できない状態が続いています。

警察には相談したものの連絡が来ないままなので、被害額が戻ってくる可能性は非常に低いと思われます。