第162回日商簿記1級受験

 

皆さん、こんにちは。BabyRabbitです。

 

先日第162回日商簿記検定1級を受験して参りましたので、感想を書こうと思います。

 

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今年の9月に日商簿記2級のネット試験を合格した後、完全独学で日商簿記1級の勉強を進めていました。(1級の独学は非効率だと言われていますが、学校へ通うだけの資金がないため市販の教材を使用しました。)

 

ネットで評判の良い「みんなが欲しかった!シリーズ」を1セット購入し、教科書・問題集を3~4周後、「合格するための過去問題集」を7回分解いた状態で受験しました。

 

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結果は惨敗。

 

専門学校の解答速報をさらっと確認しただけの状態なので詳しい点数は出せていませんが、各10点を超えるか超えないかギリギリラインくらいの出来でした。

 

商業はSNSで話題に上った通り、収益認識基準(返品権付販売)の難問が出題されました。

問題文から売上と見積返品を区別する必要があるのですが、返品権付販売の財務諸表作成問題を解くのが初めてだったのもあり、問題文を見てフリーズしてしまいました。

決算整理前残高試算表で既に売上原価と期末商品が計上済みということにも中々気づかず、どう処理すればよいか悩み、とりあえず返金負債・返品資産で原価率を出して適当に金額を記入しました。

返品権付販売の他に車両の買換え(割賦購入)でも苦戦し、資産計上額を間違える、級数法で利息が出せない、前払費用の長短分類を忘れるなどミスを連発しました。

個別貸借対照表作成後は個別損益計算書に記載される当期純利益なども求める必要があるのですが、そこまで計算する余裕はなく空欄で提出しました。

 

会計学の第1問では見慣れない表現を読み解くことができず、正解できたのはたったの2問のみでした。第2問では連結会計の利益剰余金や転換型社債新株予約権の行使年度の勘違いで誤答しました。

 

工原は今回基礎的な問題が出題されていたようですが、資料を読み解くことができず、こちらでも多くの点を落としました。

受験後に改めて問題文を確認したところ、文章をちゃんと読んでいれば確実に正解できたであろう問題もあったので、悔しい気持ちでいっぱいです。

 

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日商簿記1級の合格発表は年明けです。

商業簿記は多くの受験生が苦戦したはずなので、会計学・工業簿記・原価計算で点を取れた方は合格の望みがあると思います。

私は今回全体的にやらかしてしまったので合格は難しいでしょう。

 

このまま全経上級、或いは日商簿記1級に再挑戦するかはわかりません。

諦めたくない気持ちもありますし、勉強を続けていればいつかは合格できるかもしれませんが、モチベーションを維持できるかわからないからです。

 

ただ、そろそろ働かないとまずいので、在宅勤務可能な仕事がないか現在探している最中です。