日商簿記3級

 

皆さん、こんにちは。BabyRabbitです。

 

昨日日商簿記3級のネット試験を勉強期間10日間で満点合格しましたので、勉強方法を記事にまとめたいと思います。

 

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今回試験対策として活用した教材は下記の5点です。

①スッキリわかる 日商簿記3級 (著)滝澤ななみ
②Study Pro 日商簿記3級
③スッキリうかる 日商簿記3級 (著)滝澤ななみ監修 TAC出版開発グループ
④YouTube ふくしままさゆき

⑤ネットスクール株式会社 ネット試験無料体験プログラム

それでは順番に説明していきます。

 

 

 

【①スッキリわかる 日商簿記3級 (著)滝澤ななみ】

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

スッキリわかる 日商簿記3級 第13版 [ 滝澤 ななみ ]
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ネットの口コミを参考に、テキストは1番人気のこちらを選びました。

簿記の知識が皆無でも理解が難しい箇所はほとんどありませんでした。(売上諸掛りに関しては解説不足だと感じたのでこちらもご参照ください。)

 

勉強方法は、

①学習済みの巻末問題集を解いて前日までの復習をする。

②CASEの解説を読み進めながら、新しく学んだ仕訳をノートに書いて練習する。

③1~3章読み終えたら、巻末の問題集をまとめて解いてみる。間違えた箇所は解説を読んで理解する。

④時間に余裕があれば②~③を繰り返す。

以上1日の流れとしてはこんな感じでした。

 

私は現在失業中なので好きなタイミングで勉強ができました。

大体1日3~5章(約4~7時間)のペースで進めていきました。

 

最終章まで学習を終えたら、模擬試験に挑戦しましょう。

テキストにはネット試験対策が1回分付属しており、TAC出版の公式サイトからダウンロードすることができます。(ちなみにiPhone検索エンジンからでもダウンロードは可能ですが、操作に慣れるためパソコンで練習することをお勧めいたします。)

ネット試験の攻略において肝心なのは、パソコンの解答に慣れておくことです。私が初めて模擬試験を受験した時は時間が全然足りず、得点は50点前後しか取れませんでした。

何度か模擬試験を繰り返す内に解答時間を短縮できるようになります。

時間短縮のコツとしては、第3問で貸借対照表損益計算書に金額を入力する際、メモしなくてもわかる問題は紙に仕訳は書かず、直接表に金額を入力していくことです。例えば売掛金の回収が未処理だった場合、仕訳を一々書き起こさずとも、回収金額を売掛金から引いた額をそのまま直接入力していけばよいのです。減価償却累計額などの計算が複雑なものだけメモするようにしましょう。

 

ちなみに付属している仕訳アプリはやらなくても問題ありません。

 

 

 

【②Study Pro 日商簿記3級】

studyboki3.com

諸掛りに関してイラスト付きで分かりやすく解説しているサイトです。

TACのテキストで不足している当社負担の売上諸掛りの解説が掲載されています。

試験で出題されるかは分かりませんが、知識として覚えておくと良いかと思います。

 

 

 

【③スッキリうかる 日商簿記3級 (著)滝澤ななみ監修 TAC出版開発グループ】

テキストを一巡した後はこちらの問題集を使いました。

ネット模試5回分とペーパー模試9回分を収録しています。

私はネット模試から始めて全ての模試を一巡後、点が低かった回の模試を再度やり直しました。初めは時間が足りずに焦ると思いますが、一通りこなしていくと段々時間が余るようになっていきます。

 

 

 

【④YouTube ふくしままさゆき】


www.youtube.com

こちらは簿記YouTuberのふくしままさゆき先生の動画です。

仕訳問題が50問出題されます。

動画内では50問中40問正解で試験合格率50~60%程度と紹介されていますが、引っ掛け問題が多く出題されているため、初見で40問正解するのはかなり難しいと思います。

実際私が受験した本試験では、仕訳問題はもう少し易しい文章で出題されました。

ただ、色んな問題に慣れておいた方が安心できると思うので視聴しておくことをお勧めいたします。

 

 

 

【⑤ネットスクール株式会社 ネット試験無料体験プログラム】

nsboki-cbt.net-school.co.jp

こちらは試験前日にネットの検索で見つけた無料の模試です。

全ての問題は解きませんでしたが、第2問は高難度の問題が含まれているので、とても参考になりました。試験本番で似た感じの問題が出ましたので、目を通しておくことをお勧めいたします。

 

 

 

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簿記試験に使用した電卓はこちらです。

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こちらも口コミを参考に購入を決めました。

試験会場に持ち込める電卓には制限があるので、事前に商工会議所の公式サイトで持込可能な電卓の条件を確認しておきましょう。

 

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私は西新宿にある新宿駅前テストセンターで受験しました。

受験時間は午前10時を予約していましたが、9時半に受付を済ませるとすぐにパソコンルームに案内され、その後は自分のタイミングで試験を受けることができました。

持参した耳栓を使ってもよいか受付で確認したところ、会場には耳栓の用意があり、そちらを使わせていただくことになりました。(後述しますが、会場で用意されている耳栓はあまり物音を防いではくれませんでした。パソコンルームには窓際に防音イヤーマフも置いてありましたが、私は使わなかったので性能はわかりません。)

また、パソコンルームは冷房がガンガンに効いており、夏服だとかなり肌寒い環境でした。寒がりな方は必ず上着を持っていきましょう。

 

試験開始前は私以外部屋に誰もいませんでした。

ただ、問題を解いている最中に他の受験者が入って来るので、その度に物音で集中が切れました。席数は少ないため、逆に試験中電卓の音はそこまで聞こえてきませんでした。

 

本試験の難易度ですが、合格ラインだけを狙うのなら難しくはなかったと思います。

第1・3問は比較的すらすら解けましたが、第2問の穴埋め問題は時間が掛かりそうだったので後回しにしました。

第2問はほぼ全て空欄状態の総勘定元帳を埋めなければならず焦りましたが、問題に沿って仕訳を進め、問題内で分かった金額を入力していけば何とかなりました。

捻りを効かせたような分かりにくい文章問題は出題されませんでしたが、問題文は必ず全部一読するようにしてください。

 

第1・2問のみケアレスミスがないか確認し、制限時間2分前に試験を強制終了しました。

結果は冒頭で述べた通り満点合格でした。

 

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以上「簿記3級」合格体験記でした。

資格の勉強を進める上で、ご参考いただければ幸いです。